まだ途中

僕が小学生だった頃は、演歌のテレビ番組がたくさんながれていた。
母がそれをよく観ていて、僕はそんな光景をよく見ていた。
「こんな歌の何処が良いのだろうか。」と当時は思っていながらも、「大人になったらきっと好きになるんだろうな。」と考えていた。

だけどBOOWYやBLUE HEARTSを聴く様になる10代後半には、すっかりと忘れていた想いだった。カッコ良さの象徴を僕は見つけたから。

それも時代も変わっていった。

「Hey baby 振り向いてくれ、お前のことが欲しいのさ」
こんなBOOWYの詩は30代の僕には刺さらなくなっていき、
「決して負けない強い力を僕は1つだけ持つ」
同じ時代に聴いていたBLUE HEARTSの詩は、変わらず心が震た。
しかも愛おしささえ感じたのは、親の目線で詩をリズムを辿る様になっていたからだ。

ショックな気持ちど府に落ちる気持ち。

そんな音楽の響き方だ。

今僕は、片平里菜や高橋優、そしてあいみょんやBiSHをよく聴いている。

この世代が感じるネガティヴやポジティブのさらけ出しに、愛おしさと格好の良さを思う。当然僕自身が共感することも沢山ある。

実は世代に関係なく、響くとも思っている。

特に70代・80代の僕らの諸先輩たちへ。
意地を張らず、カッコつけない格好の良さは共鳴出来るんじゃないかな。



ふと君がながした涙 忘れたくない。
不安なんだ 「不器用なプライド」 そんなもののかたち
真っ直ぐ君か唄う言葉全部
間違いなどない 僕にだけは解るよ
諦めないで君だけのヒーロー
気にしちゃうんだいつだつて
でもカッコばっか付けないで
譲れないなこの先もずっと
輝いてんだ今の君 ただ見つめて

音楽療法士さんにはこんな詩を歌って欲しいと思っています。



最近は時々BOOWYが聴きたくなる。シンプルに当時の格好の良さを感じたいと思う時がある。

そして80代になった時は、BiSHを聴いている僕で居られたら、今は幸せに思います。

まだ途中ですが…

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