ルールを破る人と破らない人
コンコンッという、助手席側の窓の鳴る音がして
見ると女性が立っている
窓を開けると「ここは歩道ですよ」と、
決して怒りをぶつける訳ではなく口調は注意をする様に
「すみません」
僕がそういうと女性はそのまま立ち去っていく
後ろ姿
リュックに赤に白十字がついたヘルプマークが揺れていた
雪解けが始まったこの頃の車道だ
北側の日陰のここは斜度0°のモーグルコースみたいで、ここに車を止めること、そして車いすの利用者さんを降ろすのは危険だと判断した
それがこのルール違反の言い訳
すみまんと言いつつ、これからも場合によっては守らないとも思っていた
もちろん他の人に迷惑は掛けないことには勤めるし
迷惑を掛けてしまったならば、きちんと謝らなければいけないと
思った改めて
そもそもルールとは、
守ることを強制させるこもを目的として作られているのだろうか、それとも
人同士が争うことになった場合、止めるための判断基準の一つなのだろうか、
僕はある後見人さんを知っている
後見人は法律を違反をしない限り解雇はされないそうだが
知っている弁護士がするその後見人はとても不誠実で実務はとても怠慢、
期日や約束は後手後手と、自身に都合良く下方修正されていく
けれどその人は後見人としてのルール・法律は破っていない
そもそもルールとは、
守りさえすれば良いものではなくて、直面下で何をするべきかを考えた時
守るか破るかは委ねられているものなのかも
そう思うのは自分に都合が良い解釈かもひれない
けれど
道徳・倫理観が託されているのが毎日かも
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