介助料金についての

実を言うと、今でも毎回緊張しているのです。これは想定外のこと。


僕たちは予約を頂いてから、利用者様の状態に応じて玄関先または病室等指定場所へ伺います。


利用者様の乗降車時は、手を添えるべきか、手は添えず見守りまたは励ましもながらサポートするべきか、車イスの場合は声を掛けながら乗り慣れない乗降行為に対するご本人の不安軽減に努め、乗車後は車イスをしっかりと固定し、シートベルトをセットします。

走行中は振動やマンホールの段差・悪路・急な加減速に細心の注意を払いながら運転をしています。

車内は軽車両のためこじんまりとした空間ですが、荷物は少なめに配置し、随時清掃を行ない新車の清潔感の維持に努め、装飾やBGMなども考えています。

利用者様の表情を伺い、わずかながらの時間ですが、安心・快適に過ごせておられるかは見送り終えるまで意識しています。つもりです。


こうして僕は「介護タクシー業」と向き合っています。

「介護と福祉について考えるタクシー」の基本となっています。




そんな中での、昨日のなんとも言えないがっかり感。




「ご高齢者や認知症のご利用者様の対応に役立てば」と、参加した札幌市が後援の講座は、講師がNPO法人の理事、キャラバン・メイト、心理士という肩書をお持ちの影響力のある方でした。それだけに異なる事実を受講者にイメージさせてしまう発言は残念で、講座後に事情を説明し、今後の改善を希望する旨を伝えさせて頂きました。


僕らは運輸支局に申請した運賃に加え、介助料金を頂いております。この冒頭の内容であれば「介護と福祉について考えるタクシー」は運賃+500円(介助料金)を頂いております。

行き便・帰り便の予約を頂いた場合は、冒頭の一連を2度行なうためその都度発生するのはご理解頂きたいのです。


講師曰く「地区によってその介助料が500円、700円、たしか中央区は1000円だったかな」「介助料に消費税をとっているところもある」「行って1000円、ついて1000円それだけで+2000円もかかる」など。


予約をお受けする以上連携を取りながら、もれなく対応する上でバラケタ金額にならない様に数名のグループ内で設定した共通価格だと思われるし、恐らく中央区でも500円で対応している個人の方がいてもおかしくないが、受講者はそのまま受け止めてしまうし、現に僕は片道で車に乗せて1000円、車から降ろして1000円と解釈し「そんなバカな!」と思ったのは事実。


ぼくは講師にパンフレットを1枚渡し「であれば、僕を紹介して下さい。金額は全て謳っていますし、中央区でもどこでも伺いますので。」と伝えさせて頂きました。


もちろん退院・転院の手続き同行・通院同行・階段介助など、皆さまの状況やニーズに合わせて他の介助料金も発生しますが、パンフレットや事前打合せの際に提示させて頂きます。


予約の段階で価格を提示し、納得の範囲でのご利用をお勧めします。

僕は継続して御贔屓頂ける方を望みますので、当面価格変更の予定はありません。世の中の価格が急変動しない限り。


他人を悪く言うことや非難すること誹謗といい、根拠があいまいなままの発信や誰かの名誉を傷つけることを中傷といいます。

偏った正義で拳を振り上げた行動に「自粛警察」という通称を世間は付けました。


いま必要なのは、各方面のプロたちが仕掛け合う連携のセンスなのでは。



当たり前ですが車内は毎送迎毎にアルコール消毒も行なっております。




車いすで乗車も可能。北海道札幌市北区の「 介護と福祉について考えるタクシー 」です。

唯一無二の車いすタクシーを目指しています。 ご家族様に変わって、心を込めて送迎致します。

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